【完】イケメン生徒会長は俺様!?

夏休みに入って一週間。


相変わらず暑い。



だから、あまりの暑さに家から出ることが一歩もなかった。



けど、たまには運動してみようかな?と思い、散歩をすることにした。



お腹も少し膨らんできて、目立つようになってきた。



あたしは暑さと疲労からか、グッタリすることが多くなった。



ヒドい時は、一日中ベッドから降りられなかった


流二はそんなあたしを、一番に心配してくれた。


それが嬉しくて、余計頑張ろうって思った。



辛くて辛くて仕方ないけど……流二のため。



元気な赤ちゃんを産むって決めたんだもん。頑張らなくちゃ。



大変なのはこれからなんだもん。



―――――…



「流二…」



流二の名前を呼んだ。



「ん?どした?」



「……どっか行きたい」


「え?でも……お前かなり疲れてるみたいだし、止めといた方が…」



「お願い。……ちょっとリラックスしたいの…」


あたしは流二の言葉を遮って言った。



「……分かった。ただし、ちょっとだけだぞ?」


流二はあたしの顔を覗き込んで言った。



「うん。ありがとう…」


あたしはそう言ってニコッと笑った。



「じゃあ、行くか」



流二はそう言って立ち上がった。



「うん」



流二はあたしを立たせてくれた。



「ほら」



「ありがとう……ごめんね」



「気にすんな。美綺のためだ」



あたしがそう言うと、流二はそう言ってあたしの頭を軽く撫でた。



「……ありがとう」



「気にすんな。行くぞ」


「うん!」



あたしは少し先を歩く流二の後を追い、流二の腕に抱き付いた。



こうやって好きな人と一緒に居られるって……幸せなことなんだよね。



ふと、そう思った。



そしてあたしたちは家を出て、近くの公園まで歩いた。



まぁ、ウォーミングアップみたいなものかな…。


なんか、やんなきゃ落ち着かないし。