【完】イケメン生徒会長は俺様!?

みんなに迷惑かけちゃってるし…。



でも、なんだか笑う気にもなれない。



それはきっと、あたしの心がモヤモヤしてるせいなんだと思う。



笑いたくても……今のあたしには笑うことなんて出来ない。



きっと、みんなを余計心配させてしまうかもしれない。



「美綺?大丈夫か?」



「うん。……大丈夫」



そして、パーティーが行われている会場へと頑張って歩いた。



あたしが会場に入ると、みんながあたしの所に駆け寄ってきた。



「美綺、具合大丈夫?」


と茉衣に聞かれた。



笑いたくても……うまく笑えないや。



「……うん」



もう、苦笑いすら出来なくなった。



完全に笑えなくなった。


「美綺ちゃん……顔色悪いよ?」



和葉ちゃんはあたしの顔を覗き込むと、心配そうにそう言った。



「……大丈夫だよ。……心配しないで」



あたしはそう言うと、下を向いた。



「美綺ちゃん無理しないでね?辛くなったら休んでていいからさ」



と啓悟君が言った。



「……うん。ありがとう…」



あたしはそう言うと、無理矢理笑顔を作ってニコッと笑った。



今のあたし……うまく笑えてるかな?



きっと作り笑いだって……分かっちゃうよね。



思わずため息が出そうになる。



「美綺?取り敢えず座ろう」



「……うん」



そしてあたしは、流二に支えられながらソファーに座った。



その隣りに流二が座った


「…………」



あたしはなにを話したらいいのか分からなくて、ずっと黙り込んでいた。


長い沈黙の後、流二が静かに口を開いた。



「……大丈夫か?」



「うん」



あたしは静かに頷いた。


「……無理すんなよ。辛くなったらちゃんと言えよ」



「うん…」



あたしが頷くと、あたしの頭に流二の大きな手が乗った。



そしてあたしの頭をポンポンと撫でた。