【完】イケメン生徒会長は俺様!?

……すごく逢いたい。



けどこれは仕方ないことだから、我慢するしかないんだ。



そして、もうすぐあたしの誕生日。



その日、みんながあたしをお祝いしてくれるって言ってくれた。



祝ってくれるのは嬉しいけど……なんだか今のままじゃ、楽しめそうにない。



けど……決めたんだ。



その日あたしは、流二に言うって決めたんだ。



だからもう少しだけ。……もう少しの辛抱。



嫌われてもいい……別れてくれてもいいから、言わせて欲しいんだ。



……"産ませてください"って。



それで上手く行くかどうかは分からないけど……ちゃんと言わなきゃ、あたしが納得出来ない。



だから神様……あたしに力を貸してください。



……お願いします。



そして時は経ち―――…


6月13日。



今日はあたしの誕生日。


そして流二の家には、みんなが集まってくれた。


茉衣や啓悟君、結城君に和葉ちゃん。



色んな人が集まってくれた。



けど今日は……あたしの勝負の日。



未だに楽しめる状態じゃないけど…。



無理矢理笑顔を作るよりは、マシかもしれない。


「美綺、もうすぐパーティー始まるけど……出れるか?」



流二があたしの部屋に入ってきてそう言った。



本当はあんまり出たくないけど……。



「……うん」



「まだ体調悪いのか?」


流二があたしの顔を心配そうに覗き込んで言った


「……うん。まだちょっと……でも、大丈夫だよ。大したことないから」


あたしはそう言って苦笑いした。



本当はちょっとじゃなくて、すごく具合が悪い。


つわりもあるから、そのせいで余計動くのも辛い


けど……みんなが来てくれている以上、出ないのも悪いし…。



だから、とりあえずパーティー出ることにした。


流二はあたしの肩を抱いてゆっくり歩いてくれた


なんだか、申し訳ないな…。



今日の主役は、あたしなのに…。