【完】イケメン生徒会長は俺様!?

流二には、適当に理由を言って誤魔化した。



そして、お金を払い病院を後にした。



「「…………」」



車の中はすごく静かだった。



あたしは自分が妊娠していることを、いつ言おうか考えていた。



でも……正直、話すのが怖い。



また前みたいに"堕ろせ"……って言われるのが、怖いの。



もしそんなこと言われたら……あたしはきっと、立ち直れないと思う。



でも……流二なら分かってくれるような気がするんだ。



家に着くと、部屋に行ってベッドにダイブした。


……妊娠かぁ。



もう出来ないって言われたハズなのに……なんで妊娠出来たのかな?



やっぱり……"奇跡"なのかな?



神様は……あたしを見捨てなかったのかな?



だからこうやって……新しい命を授けてくれたのかな?



なんかもう……訳分かんなくなって来ちゃったよ…。



そして気が付けば、あたしは自然と眠りに落ちていた。



そしてその日……あたしは夢を見た。



……あたしが、子供を産んでる夢。



そして、生まれて来た子は……女の子。



夢の中に出て来た赤ちゃんは……とっても可愛いかった。



そして隣りには流二が居て……みんなニッコリ笑っていた。



……すごく、楽しそうに笑ってるんだ。



あたしは産まれたばかりの子供を抱っこして、ニコニコ笑ってて……流二は子供の頬をつんつんと嬉しそうに触っていた。



そしてニッコリ笑ってる子供を見て、流二は「可愛いなーっ」って言っていた。



そしてあたしは、笑いながら"誰に似てるかな?"って言っていた。



……すごく幸せそうだった。



あたしにもこんな日が来るのかなって……内心眠りながら思っていた。



そしてそこで、あたしの意識は途絶えた。



次の日も、朝から具合が悪かった。



で、徐々につわりも出てきた。



そしてあたしは流二と相談して、具合がよくなるまで学校を休むことにした。



本当は茉衣たちにすっごく逢いたい。