【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「生徒会長、美綺さんはお休みなんですか?」



と同級生の女に聞かれた


「はい。なんだか具合が悪いみたいなので」



俺がそう言うと、その女は顔色を変えて言った。


「そうなんですか……それは心配ですね」



「……まぁ」



「それでは、美綺さんにお大事にと伝えておいてください」



「はい。心配してくださりありがとうございます」



俺はニコッと笑ってそう言うと、上履きに履き替えて教室に向かった。



……はぁ。



表の俺って、マジ疲れる…。



俺が教室に入ると、啓悟と茉衣が俺の所に駆け寄ってきた。



「あれ?流二、今日美綺ちゃん休みなの?」



「ああ。具合悪いんだとさ」



「えーっ。そうなの?」


茉衣が言った。



……いちいちしつけーな。そうだって言ってんだろうが。



何回も聞き返すなよ。



「ああ。だから今日は学校休ませた」



俺はそう言うと、席に着いた。



「マジでー?美綺が居ないとつまんなーい」



茉衣は唇を尖らせてそう言うと、つまらなそうに席に戻って行った。



「それにしても美綺ちゃんどうしたんだろうね?具合悪いなんて、珍しいし」



啓悟が不思議そうな顔をしてそう言った。



「ああ。俺も具合悪いって言われた時、びっくりしたわ」



俺はそう言うと、黒い縁の眼鏡を掛けた。



「だろうね。美綺ちゃんはいつも元気だからね」


啓悟はそう言って苦笑いした。



「ああ。すごい辛そうだった」



「ふーん……まぁ、美綺ちゃんにお大事にって伝えといて」



「ああ。ありがとな」



「おー」



俺がそう呟くと、啓悟はニコッと笑い席に戻って行った。



すると、ちょうどチャイムが鳴った。



それと同時に、先生が入ってきた。



「おーい席着け!!出席取るぞーっ」



先生の言葉でみんなが席に着いた。



―――――…



「あれ?雨宮、森村は休みか?」