【完】イケメン生徒会長は俺様!?

俺は美綺を無理矢理抱いたことを後悔していた。


美綺には……俺を。俺だけを見て欲しくて……ついあんなことを言ってしまった。



けど、それは本当。



美綺には……俺だけを見て欲しい。



イヤな過去があったら忘れさせてやりたい。



美綺には、"今"を楽しく生きて欲しいから。



俺に出来ることだったら……なんでもする。



だから……俺だけをしっかり見つめてろ。



俺が側に居るから。



いつだって……側に居るから。



美綺が笑ったら俺も笑う。美綺が泣いてれば、俺が慰めてやる。



美綺には……誰よりも幸せになって欲しいんだ。


俺が、美綺を幸せにするから。



なにがあっても、守り抜くから。



体を張ってでも守るから


だから……無理だけはするな。



辛かったら泣いていいから。俺が抱き締めてやるから。



泣きたい時は、思いっきり泣いていいから。



無理に笑おうとするな。


……俺が辛くなる。



そんな美綺を見てると、俺が余計に辛くなる。



俺には……美綺を幸せに出来ないんじゃないかって思っちまうよ。



別れた方がいいのか?って何回も思う時がある。


美綺が辛い過去を話してくれた時も、俺が美綺を幸せにしたい。



俺が美綺を守りたい。……そう思った。



だけど俺には……出来ないことだってある。



美綺を守れないことだってある。



美綺の側に居てやれない時だってある。



けど俺は……美綺を信じてる。



ずっとずっと信じてる。


俺は……美綺のことを愛してるから。



美綺は一番、幸せにしてやりたい相手なんだ。



だから美綺……俺から離れないで欲しい。



ずっと側に居て欲しい。


ずっと、美綺を抱き締めながら思っていた。



でも……この時までは幸せで居られたんだ。



そう。この時までは―――…



あんなことが起こるなんて、今の俺たちには分かるはずもなかったんだ。