【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「あの、なんですか?いきなり呼び出して…」



あたしがそう問い掛けると、生徒会長は眼鏡を外してあたしの前に立ち、あたしをジッと見据えた


「……なんですか?」



生徒会長はあたしの顔をジッと覗き込んでいる。


顔が至近距離にある。



か、顔が…ち、近い…。


でも…生徒会長ってよく見ると、綺麗な顔立ちをしていた。



綺麗な顔…男の人の肌とは思えない。



あたしは生徒会長から目が反らせなくなった。



生徒会長はずっとあたしを見つめている。



ど、どうしたらいいの?


目が反らせないーっ。



しかも、そんな目であたしを見ないでよ!!



あたしは取り敢えず口を開いた。



「せ、生徒会長…どうしたんですか?」



でも、生徒会長は何も言わなかった。



「せ、生徒会長…どうしたんですか?」



もう一度聞いた。



だけど、やっぱり何も言わなかった。



そして、数秒してからやっと口を開いた。



「今日の放課後、またここに来い。話がある」



「……え?」



「いいか?絶対来るんだかんな?分かったか?」


「あっ、はい…」



あたしは断れそうな雰囲気じゃなかったから、取り敢えずそう言うしかなかった。



「忘れんなよ?」



生徒会長はそれだけ言うと、また眼鏡をかけて生徒会室を出て行った。