【完】イケメン生徒会長は俺様!?

あたしは今日……お父さんとお母さんに本当のことを話した。



最初は話すのが怖くてためらっていたけど、流二が側に居て手を握っていてくれたから、少し安心した。



でも、お母さんは話を聞いても約束した通り怒らないでいてくれた。



そしてお母さんは……涙を流していた。



あたしも話し終わった後、すっかり安心しきってしまい涙が止まらなかった。



でも、お父さんも泣いていた。……下を向いて声を押し殺しながら、ずっと泣いていた。



だけどそのおかげで、お父さんとお母さんとまた少しだけ仲良くなれた気がした。



でも、お父さんとお母さんの涙を見たのは……今日が初めてだった。



だから自分のために泣いてくれたんだって思うと、すごく嬉しく思えた。


そして、その後お母さんの手伝いをした。



あたしはこう見えて料理が得意で、作る方も食べる方も専門だ。



まぁ昔からよく手伝いをしてたせいで、自然と出来るようになっちゃっただけなんだけど。



今日はあたしも、久しぶりにハンバーグとかを作ってみた。



何ヵ月ぶりかなぁ。料理作るの。



流二と一緒に住み始めてからは、メイドさんたちが全てやってくれているから、あんまり料理も作らなくなった。



だから腕が鈍ってるかな?とか思ってたんだけど、思ったより鈍ってなかったから良かった。



その後、ご飯が出来たから流二を呼びに行った。


キッチンまで案内すると、流二をあたしの隣りに座らせた。



流二は料理の数々に圧倒されているようだった。


テーブル一面に並べられている料理を見て、なんじゃこりゃ!?って顔をしていた。



まぁ驚くのも無理はないけど、そこまで驚かなくてもいいんじゃないかと思う。



今までに見たこともない顔をしていた。



……なんか面白い。



あたしはご飯を食べた。


うん。美味しい。



やっぱりお母さんが作る料理って、どれも美味しすぎる。



やっぱり、もっとお母さんを見習わなくちゃ!!


お母さんの料理を食べて思ったこと。つまり素直な意見。