【完】イケメン生徒会長は俺様!?

美綺はそう言うと、ニッコリ笑って俺を風呂場まで案内してくれた。



「出たら言ってね?部屋に居るから。あっ、部屋は二階に上がってすぐ右側にあるから」



美綺はそう言うと、ささくさと風呂場から立ち去った。



「なんだ?……変なヤツ」



俺はそう呟くと、服を脱いで風呂に入った。



俺は風呂の中でずっと考えていた。



美綺の両親が涙を流していたことに―――…



美綺に聞いた所、両親が泣いた所を見るのは始めてらしい。



でもきっと、正直かなり驚いたと思う。



美綺の母親は……泣いている美綺を慰めていたから。



でも、それはきっと……母親なりの愛情表現なんだと思う。



きっと心に響いていたと思う。



"子供が産めない"って言葉に……。



けど、平気なフリをしていたんだろう。



まぁ、そんなのただ俺の憶測にしか過ぎないけど―――…



俺はその後、考えるのをやめてゆっくり風呂に浸かった。