【完】イケメン生徒会長は俺様!?

そしてそこに美綺の父親が付け足しをした。



「そうだな。来るなら電話してくれれば良かったのにな」



「うん……ごめん。なんか驚かせたくて、突然押しかけちゃった」



美綺はそう言うと、ニッコリ笑った。



でもその表情は、心なしかちょっと寂しげだった


「いや、でも嬉しいよ。でもまさか美綺が彼氏を連れてくるなんて……ちょっと驚いたけどな?」


美綺の父親はそう言うと、クスッと笑った。



「本当よね。でも、雨宮君カッコいいわよねー。美綺には勿体ないくらいじゃない?」



美綺の母親は美綺に視線を向けながら言った。



でも、今の美綺からしたら今日は"勝負"なのかもしれない。



今まで胸の奥にしまい込んでいた事実を、今日告げるのだから。



美綺はもう覚悟していた


だからこそ、真実を告げるんだって言ってた。



「ヒドい。そんなこと言わなくてもいいじゃない!あたしが好きなんだからそれでいいの!」



美綺は顔を赤くしながらそう言うと、頬を膨らませた。



そんな行為でさえも、可愛く思えてしまう。



「美綺ったら顔赤くしちゃって!もう、分かりやすいわねー」



美綺の母親はニコニコしながらそう言った。



「もう////からかわないで!」



美綺は恥ずかしそうにそう言うと、赤くなった頬を両手で包んだ。



そんな美綺を見て、ちょっと笑えた。



すると、美綺の母親が俺に問い掛けてきた。



「雨宮君は、美綺のどこを好きになったの?」



その話し方はとても上品で、声だって透き通っていてとても綺麗だった。


「そうですね……すごく可愛い所とか。素直じゃない所とか、強がりな所とか、すぐに泣く所とかですかね。でも、俺はそんな美綺を見て守りたいって思ったんです。……ずっと側に居たいって思ったんです」



俺はそう言うと、下を向いて頭を掻いた。



自分で言っておいてなんだけど……すっげー恥ずかしい。



こんなに恥ずかしいこと言ったの、生まれて初めてかも…。



俺、今絶対顔赤い…。