【完】イケメン生徒会長は俺様!?

あたしは下を向き、小さい声でそう言った。



「ああ。行く所は俺も一緒に行くから心配すんな。それに、お前の両親にまだ一度も逢ったことねーから、一度逢ってちゃんと挨拶でもしておこうかなと思ってな」



流二はそう言うと、ニッコリ笑ってあたしの頭をクシャクシャと撫でた。


「う、うん。……実はあたしもさ、流二のことあんまりお父さんたちに紹介出来てなかったら、ちょうど良かった。ちゃんと流二のこと、お父さんたちに紹介したいなって前から思ってたんだ」



あたしはそう言って流二から背を向けた。



なんか自分で言っといてなんだけど……すごい恥ずかしい////



なんか結婚の挨拶に行くみたいな気分だよぉ。



「ありがとな。美綺がそう言ってくれると、俺も嬉しいよ」



流二はそう言うと、あたしを後ろから抱き締めた


「うん////」



わぁ……なんか流二が変なこと言うから、急に意識しちゃったじゃん////


あたし、今絶対顔赤いよぉ……ああ、恥ずかし過ぎる。



ヤバいよぉ。なんか、顔から火が出そうな思いだよぉ////



そんなあたしをよそに、流二は耳元で甘い声を出して囁いた。



「今日は寝かせるつもりねーから」



はっ?流二、今なんて言った?!



今、すごい大胆発言したよね?



「えっ////それは無理。寝れないとか、マジで困るよぉ」



「お前に拒否権はねーよ」



流二はあたしの耳元でそう囁くと、あたしの顔を覗き込んで唇を重ねた。


そして勝ち誇ったようにニヤリと笑った。



うわぁ。……あたしのこと、本気で寝かせないつもりかも。



うわぁ……あたしそこまで体力持たないから!!


寝れないとかマジでやだぁ…。



うわぁん……最悪だぁ。


てか、なんであたしには拒否権ないの?!……もう!!



「覚悟しとけよ」



「なっ、なに言って…」


あたしは顔を真っ赤にしながら流二に反論した。


「ふっ。夜が楽しみだな、美綺ちゃん」



……はいっ?!