【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「そんなこと……お前を見てれば分かる」



流二はそう言うと、あたしを見つめた。



「……え?」



気付いたら、あたしの目から涙が流れた。



「そんなこと、言える訳ないじゃん。……あたし、一人娘なんだよ?いつだってあたしのこと一番に考えてくれてて、将来だって期待しててくれてるんだよ?……なのにそんなこと言ったら、お父さんとお母さんを悲しませることになるもん…」


あたしは泣きながらそう言うと、ベッドの上にうずくまった。



でも、いくら泣きやもうとしても涙は止めどなく溢れてきた。



「美綺…」



あたしはずっと泣き続けいた。



そんなあたしを流二は優しく抱き締めてくれた。


どんどん涙が溢れてきて……全然止まらなかった


お父さんとお母さんに心配ばかりかけているあたしが、もっと心配をかけてしまってる。



あたしは流二の腕の中でずっと泣いていた。



声を押し殺して泣いた。


「美綺、ちゃんと言おう?」



「え?」



「ちゃんと、親父さんやお袋さんに正直に話そう。……なっ?」



流二はあたしの背中を擦りながら優しい声でそう言った。



「え?でも…」



あたしはそこで口ごもった。



「正直に話せば、親父さんだってお袋さんだってきっと分かってくれるから。なっ?このまま隠し続けたら、悲しむのはお前の両親なんだぞ?だから、ここはちゃんと話したておいた方が……お前のためにも、両親のためにもいいと思うぞ?」



流二はあたしを見つめて、真剣な眼差しでそう言った。



……そうだよね。



このまま隠し続けたら……お父さんにもお母さんにも迷惑かけちゃうし。きっと、余計心配かけちゃうよね…。



辛いけど……言わなきゃ自分が後悔しちゃう。



そんなの、やだよ…。



あたしは何故かそう思った。



そして、少し黙り込んでから口を開いた。



「うん……そうだよね。言った方がいいよね。じゃなきゃ、余計心配かけちゃうかもしれないし。……あたし話すよ。お父さんとお母さんに、ちゃんと話す」