【完】イケメン生徒会長は俺様!?

気が付くとあたしは声を出してそう呟いていた。


「お前、さっきからなにブツブツ言ってんだよ」


……え?はっ?!



ウソッ!!なんで流二がここに居るの?!



「な、なんで流二がここに居るの?!てか、勝手に入って来ないでよ!」


あたしはそう言うと、ベッドから勢い良く起き上がった。



「はぁ?ちゃんとノックしたぞ?お前が気付かなかっただけだろうが」



流二は呆れたようにそう言うと、あたしの所にきてベッドに腰掛けた。



「……なんか用?」



あたしは少し声のトーンを低くして冷たく言い放った。



「用がなきゃ来ねぇよ」


流二はそう言うと、冷ややかな目であたしを見た


「あっ、そうだよね。で、どうしたの?」



あたしはそう言ってベッドに座り直した。



「……単刀直入に聞くけど、お前の親父さんとお袋さんは、お前が子供産めない体質だってこと知ってんのか?」



「……え?」



流二は下を向いたままそう言った。



けど、一切あたしとは目を合わせようとしなかった。



でも、その顔を見るととても真剣そうだった。



「…………」



そんなこと……知ってる訳ないじゃん…。



言える訳ないじゃん……そんなこと。



「…………」



あたしはなにも言わずに黙り込んだ。



「親には言ってねーんだろ?……そのこと」



流二はあたしの心の中を読むかのようにサラリと答えた。



……気付いてたんだ。



「…………」



あたしはなにも言えなかった。



まさか、あのことをお父さんにもお母さんにも言ってないってことがバレていたなんて―――…



あたしは突然のことで驚いていた。



返す言葉さえ、見つからなかった。



「……どうしてそのこと、知ってるの?」



あたしは途切れ途切れに言葉を発した。



「…………」



だけど、流二はなにも言わなかった。



そして、しばらくしてからおもむろに口を開いた