【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「嫌いになった。って言ったら……どうする?」


あたしはちょっと苛めてみた。



「そうかぁ……嫌いか。はぁ…」



ため息つきたいのはあたしだっつうの。



でも、可哀相だからここまでにしといてあげよう


「冗談に決まってるでしょ。嫌いな訳ないじゃん。好きだよ。大好きだよ。だから、そんなに悲しそうな顔しないでよ……バカ流二」



あたしはそう言うと、流二に抱き付いた。



「美綺、ありがとな。俺も好きだよ。マジで大好きだから。だから…「分かってるから、もう言わなくていい」



あたしは流二の言葉を遮ると、流二の胸に顔を埋めた。



流二はあたしの頭を優しく撫でてくれた。



「俺さ、美綺のこと好き過ぎてヤバい。どうにでもなっちゃいそう」



「……あたしも」



あたしはそう呟くと、流二の背中に手を回した。


こうして、喧嘩?は終了したのであった。



それからは何事も無く平和な毎日を過ごした。



でも、あたしたちはこの日を境に、また更にラブラブ?感が上がったと言われた。



しかも、それは他の学校の生徒にまで広がり、あたしたちは一躍"有名人"となってしまった。



嬉しいような、嬉しくないような……っていう複雑な気持ちだった。



そして、そんなある日。


「「美綺先輩っ!!」」


……ん?



今、後ろから女の子の声がしたような…。



あたしは立ち止まり恐る恐る後ろを振り返った。


するとそこには―――…


とんでもない光景が待っていた。



「…………」



なっ!!……なんじゃこりゃあ!!



あたしは思わず言葉を失った。



そして、開いた口が塞がらなかった。



だってそこには―――…


沢山の男女がに集まっていて、なんか色紙やら紙やら、ノートを破いたものやらを持っていた。



しかもちゃっかりペンまで持ってる!!



なっ、なんでぇ?!



「美綺先輩っ!サインください!」



……はっ?はあ?!