【完】イケメン生徒会長は俺様!?

って思った。



だよな。な訳ねぇか…。


アイツが天然だったら俺、もっと振り回されてるハズだろ?……絶対。



そんなことを考えていると、美綺がニコニコしながら部屋に入ってきた。


「流二?はい。イチゴオレ」



「え?」



「え?じゃないよぉ。イチゴオレ持ってきたよ。流二、イチゴオレ好きでしょ?」



美綺はそう言うと、イチゴオレのパックを俺に渡した。



「ああ。サンキュー」



俺はパックを受けとると、パックの口を開けて飲もうとした。



「一口もーらい!」



だけど、美綺にパックを奪われた。



「あっ」



そして美綺にイチゴオレを飲まれた。



そして、美綺が眉間に皺を寄せて言った一言。



「なにこれっ……まっず。つーか甘すぎ」



美綺は嫌そうな顔をしてそう言うと、パックを俺に押しつけた。



……じゃあ、飲むなよ。


「じゃあ、なんで飲んだんだよ」



俺はそう言うと、イチゴオレを啜りながら美綺を呆れた目で見ていた。



「だってぇ……美味しそうに見えたんだもんっ」


ドッキーン!!



うわっ……なんだ今のドッキーンは。



てか、そんな上目遣いの目で見られたらなにも言えなくなるじゃんか。



はぁ。……俺って、美綺の上目遣いにはほんと弱いんだよな。



なんだか許せるんだよな、美綺だけは。



そして、美綺は更に続けた。



「うーなんか気持ち悪っ。口ゆすいで来よぉ」



美綺はそう呟いてため息を付くと、部屋から出て行った。



ったく、意味の分かんねーヤツだなぁ。



しばらくして美綺が戻ってきた。



「はぁ。口直ししよぉ」


美綺はまたため息を付き、レモンティーのパック開けて飲んだ。



「うん。やっぱりレモンティーのが美味しい」



そう言って笑顔になった


「飲んでいい?」



俺は呟いた。



「え?うん」



美綺は頷くと、俺にパックを渡した。