【完】イケメン生徒会長は俺様!?

美綺はそう言うと、俺の側に駆け寄ってきた。



「ほら!行くよ」



美綺はそう言って俺の腕を掴むと、立ち上がらせてそのまま部屋を出て俺を車に乗せた。



……"なんか母親みてー"と、その時俺は思った。


しばらくすると、車が目的地へ辿り着いた。



俺たちは車を降りると、中へと入った。



受付を済ませてそのまま診察を受けた。



「疲れが溜まっていたんでしょう。まぁ、一週間もすれば治りますよ」



と医者が判断した。



てことは、一週間は学校休むことになるのか…。


……絶対、仕事増える。


俺はそんなことを考えながら家に帰った。



部屋に行くと、すぐにベッドに潜った。



もちろん、美綺が側に居る。



「大丈夫?あんまり無理しないでねっ」



美綺は俺に気を使っているのか、優しく微笑みながらそう言った。



「ああ。……ありがとな。なんかか悪いな。こんなことさせちまって」



俺は美綺に視線を向けながら言った。



「ううん。気にしないで。病人を助けるのは、当たり前でしょ?」



美綺はそう言ってニコッと笑った。



この笑顔……マジでやばすぎ。



可愛いすぎるから。



つーか、反則だ。



「サンキュー。なんか俺、眠くなっちまった」



「いいよ?寝てても。ゆっくり休んで早く治してね。お休みなさい」



美綺はそう言うと、俺のおでこにタオルを乗せた


そして、気が付くと俺は深い眠りに落ちていた。


でもその間、美綺が付きっきりで俺の看病をしてくれていたなんて、この時の俺は気付くはずもなかった。



「……ん?」



俺が目を覚ますと、美綺が俺の側で気持ち良さそう寝息を立てて静かに眠っていた。



俺は静かに起き上がると、美綺の頭をそっと撫でた。



「んっ…」



やべー。……起こしちまったかな?



一瞬、美綺に眉間の皺が寄った。



案の定、美綺はそのまま寝ていた。



ずっと……俺に付いててくれたのか?