【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「だってアホだろ?俺をこんなに妬かせてんだから。いい加減自覚しろよ、バカッ」



えっ、バカ?……アホの次はバカ?!



それはちょっと言い過ぎでしょ!!



さすがに傷つくよ!!



「ちょっと!バカはないでしょ」



あたしはそう言うと、流二を睨んだ。



「睨んでも怖くねーし」


と、冷たく言われた。



なんかムカつくーっ!!


そんなことをお構いなしに、流二は怪しい笑みを浮かべてあたしにジリジリと近付いてきた。



ああ、もうヤバい。



完全にヤバいスイッチ入ってるみたい。



ていうか……もう絶対スイッチオンだよ!!



あたし危険だぁ!!ヤバいって!!



はっ!と、とにかく逃げなきゃ!!



じゃないと、あたし完全にヤられる!!



「ね、ねー流二?学校行こうよ。早く行かないと遅刻しちゃうよ!ねっ、だから早く着替えて!」


あたしはそう言うと、流二から逃げようと必死で抵抗した。



だけど、ムダだった。



あたしは腕を掴まれ、壁に押しつけられた。



や、ヤバいって…。



完全にヤル気だぁ…。



そして、流二はあたしが逃げないようにあたしの両腕を掴み、ニヤリと笑ってあたしに言った。



「今は学校なんかどうでもいいだろ?」



?!……流二の笑顔は悪魔だぁ!



逃げたいけど、腕を掴まれてて逃げられない。



「よ、良くないよ。流二は生徒会長でしょ?だから行かなきゃ……まずいよ。ねっ?」



あたしは必死で説得に入った。



しかし、なにをしてもムダだった。



流二はいつもの王子スマイルをあたしに向けると、あたしの耳元で声を低くして囁いた。



「ふーん。……そんなに俺とするのイヤなの?」


えっ……ちょっと待った!!



そんなこと誰も言ってないよ!!



なんでそうなるの?!



やっぱり流二は悪魔だよ!!



ヤバい。目が怖いって!!



「い、イヤじゃないよ。……で、でも」