【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「なんだ。そんなことか…」



結城は呆れたようにそう言うと前に向き直った。


そして、それからあっという間に放課後になった


俺はHRが終わると同時に教室を出た。



すると、俺の前に衝撃的な光景が現れた。



「…………」



俺は思わずその場で立ち止まった。



なんでだ?



……なんで美綺が冴島と一緒に居るんだ?!



どういうことだよ!!



美綺の用事って……まさか、コイツと関係してるのか?



そう―――



俺の目の前には、美綺と冴島が一緒に帰っている姿が視界に入った。



俺は未だにこの状況が理解出来ないで居た。



頭の中は思考回路があんまり回らない。



ど、どういうことだ?!


なんで美綺がアイツと一緒なんだ?!



どうなってんだよ!!



ああ、くそっ!



なんかイライラする。



今日は早く帰って寝よう…。



俺はそう思いながら昇降口で靴を履くと、校門に止まっている車に素早く乗り込んだ。



でも、車の中でもため息ばかり。



ああもう!



俺は車の中で何度もため息をついては頭を掻いた


けど、白木もバックミラー越しで心配そうに俺を見ていたことには全く気付かなかった。



家に入ると、いつもはメイドが出迎えてくれるのに、今日は出迎えに誰一人来なかった。



きっと白木がメイドたちに頼んだんだろう。



俺は重い足で部屋に行くと、鞄をテーブルに放り投げてベッドにダイブした。



そして出るのは、またため息。



「…………」



マジなんなんだよ、美綺のヤツ。



俺以外のヤツにあんな笑顔見せるなんて、どういう神経してんだよ。……ちょっとは俺の気持ちを考えろって。



まぁ、そういう美綺も好きなんだけどさ。



なんか最近、俺ばっかヤキモチ妬いてるような気がする…。



最近、美綺がほんとに俺を好きなのかどうか分からなくなってきた。



他の男とも仲いいし、いつもニコニコだし。