【完】イケメン生徒会長は俺様!?

美綺がなんで、アイツを探してたのかが気になる…。



「いや。そんなことは全然いいんだけどさぁ、美綺がなんでアイツを探してるのかが、気になるんだ」



「……俺も」



「お前もか…」



「……ああ」



しばらくして冴島が教室に戻ってきた。



冴島は俺たちを軽く見ると、また視線を戻した。


「……おい」



「ああ?なんだよ」



「美綺がお前のこと探してたぞ」



俺はそう言って冴島を見つめた。



「ああ、知ってる。さっき逢った」



冴島はそう言って苦笑いした。



「……そうか」



俺はそう言ってため息をついた。



すると俺の携帯が鳴った


俺はため息をつくと、しぶしぶポケットから携帯を取り出した。



ディスプレイを確認した


やっぱり、美綺からだ。


うわ…なんか気まずい。


俺はそう思いながら電話に出た。



「もしもし美綺?どうした?」



「ごめん!今日一緒に帰れない」



……はっ?一緒に帰れない?



……どういうことだ?



「はっ?なんでだよ」



「今日ちょっと用事があってさぁ、一緒に帰れないんだぁ。ごめんね?あっ、先生来たから切るね?じゃあねっ!」



美綺はそう言って電話を切った。



「…………」



一緒に帰れないって言われても……理由が用事あるだけじゃ分かんないって…。



「……美綺ちゃん、なんだって?」



結城は不思議そうにそう言って、俺の顔を覗き込んだ。



「え?いや……なんか、今日用事あるから一緒に帰れないって言われた」


「そうかぁ…美綺ちゃんと帰れなくて残念だな。まぁそんな落ち込むなって。どうせ家に帰りゃ逢えるんだからさ」



結城はそう言って俺の肩をトントンと叩いた。



「はぁ~」



俺は思わず大きなため息が零れた。



「今度はなんだよ。まだなんかあんのか?」



「いや、別に。ただ、美綺に逢えなくてちょっと寂しいだけ」