【完】イケメン生徒会長は俺様!?

俺はそう言って美綺に視線を向けた。



「お前らのラブラブさには敵わねーよ」



結城はそう言ってため息をついた。



「流二?この人、誰?」


美綺は結城を見て不思議そうに言った。



「あっ、俺は結城彰。よろしくね?」



結城は美綺を見て、ニコニコしながらそう言った


「結城君かぁ。よろしくねっ!あたし森村美綺」


「美綺ちゃんね?よろしくっ!あっ、俺のことは彰って呼んでいいから」


結城はそう言ってニコッと笑った。



「うん!あっ、あたしのことも美綺って呼んでいいからね」



「おーっ」



美綺と結城はニコニコしていた。



なぁ……俺の存在忘れられてないか?



しかも、なんか二人で盛り上がってるし。



美綺はなんのためにここに来たんだよっ!



俺に逢いに来たんじゃないのか?!



なんで勝手に盛り上がってんだよっ!



「あっ、そうそう。流二、ちょっと聞いていい?」



美綺がいきなり俺に話を振ってきた。



「ん?どうした?」



ここはあくまでも冷静に冷静に…。



「あのさ…良平どこ?」


えっ…用があるのは俺じゃなくてアイツかよ。



「さぁ?知らねー…」



俺はちょっと美綺から視線を外して言った。



美綺……いい加減俺が妬いてんの気付けよ、アホ


「そっかぁ…どこに行っちゃったんだろう…」



美綺はそう呟いてささくさと教室を出て行った。


「…………」



「おい雨宮、どうした?」



結城が俺の顔を覗き込んでそう言った。



「……別に?」



俺は少し間を開けてそう呟いた。



……そういや、なんで疑問系なんだ?



自分で言ったのに…。



「お前……もしかして、俺と美綺ちゃんが話してるの、イヤだったか?」


結城が少し悲しそうな顔をして言った。



ああ、イヤだった。めちゃめちゃイヤだった。



けど、今はそんなことどうでもいいんだよ…。