【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「やめろ和葉!いい加減にしろよ!」



しかし……"ドスッ!"と、殴られる音がした。



「いってぇ!なにすんだよ和葉っ!」



やっぱり、結城が殴られた。



「お前なぁ、なんですぐに結城を殴るんだよ。結城が可哀相だろ?」



俺は冷静さを保ちながら言った。



「うるさい。……アンタも殴られたい?」



「イヤに決まってんだろ」



すると、1限目が始まるチャイムが鳴った。



「今日、自習だろ?」



殴られたお腹を擦りながら結城が言った。



「え?ああ、そうだな」


俺はニコッと笑った。



「はぁ……やってらんない。教室戻ろ」



和葉はため息をつき、教室を出て行った。



「大丈夫か?すげー音したけど…」



「ああ、平気。いつものことだから」



俺がそう聞くと、結城はニコッと笑顔でそう言った。



「お前も大変だな、あんなヤツの彼氏なんて」



俺はそう言って苦笑いした。



「まぁな。でも、なんだかんだ言って俺らも仲がいいからそれでいいよ」


コイツ、単純だな。……あっ、俺もか。



「そうかぁ……まぁ頑張れよ」



「おーっ。お前もな」



「ああ」



そして、俺らは笑いあった。



俺、コイツとあんまり話したことないのに妙に話合うな。……不思議だ。


そして1限目が終わるまで俺たちは話をしていた


キーンコーンカーンコーンッ



チャイムが鳴った。



するとそこに―――



俺が一番逢いたかったヤツが教室に入ってきた。


「流二ーっ!逢いたかったよぉ!」



美綺はそう言って俺に抱き付いてきた。



俺は微笑んでから、美綺の頭を優しく撫でた。



「俺も逢いたかった」



俺はそう言ってニコッと笑った。



そこに結城が割って入ってきた。



「お熱いですこと。ラブラブっぷり全開じゃん」


俺は言葉を返した。



「なに言ってんだよ。お前だって熱々じゃん」