【完】イケメン生徒会長は俺様!?

はっ?……いきなり何を言い出すんだ?コイツは…。



そりゃあ、美綺はめちゃめちゃ可愛いけどさぁ。


……つーか、コイツの言う和葉って?



もしかして、いやもしかしなくても―――



俺は取り敢えず聞いてみた。



「なぁ、お前の言う和葉って……もしかして、日野和葉か?」



そう言った瞬間、結城の顔が上がった。



「え?ああ、うん。そうだけど……それがどうかしたか?」



「いや別に。……つーか、和葉っつたらアイツしか居ねーか」



俺がそう呟いた瞬間、結城が顔を俺の方に向けて身を乗り出してきた。



そして、真剣な目で俺に聞いた。



「お前、和葉のこと知ってるのか?」



いや、知ってるもなにも……和葉は俺のいとこなんだけど。



「和葉は俺のいとこ」



そう言った時の結城の目は、かなり怖かった。



「……マジか?」



身を乗り出して俺に言った。



「あ、ああそうだよ。でもここ最近、全然逢ってねーからなぁ……分かんなかった。前に逢ったのは確か、俺たちが中1ぐらいの時かな?まさか、ここに通ってるとか思わなかったわ。つーか、アイツここまで入れる頭持ってたんだな?……以外だわ」



俺がそう言うと、結城は開いた口が塞がらないみたいな顔をして俺を見た


……なんか、コイツから目反らせない!!



「な、なんだよ。そんなジロジロ見んなって。俺、なんか変なこと言ったか?」



「和葉、志望校に落ちてここに入ったらしいよ」


結城は小さく呟いた。



志望校?……ああ。俺が前に和葉に逢った時、そういや和葉は行きたい高校があるとかなんとか言ってたような気がしないでもない。



「和葉の志望校、どこだったんだ?」



「ん?確かS高じゃなかったっけかなぁ…」



ああ、確かそこだった気が…。



「へーっ……まぁ、和葉の頭ん中が足りなかったんだな」



俺はそう言って苦笑いした。



「なぁ雨宮、一つ聞いていいか?」



結城がまた呟いた。



「あ?なんだ?」