【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「いつって……生徒会室の話だけど?」



結城はニヤニヤしながら言った。



ふーん。……生徒会室ねー。


生徒会……って、えぇ?!



おい!!マジかよ!!



見られてたのか?!



うわぁ……サイアクだ。


「マジかよ。……見てたのかよ、お前。俺ら5限目サボってたんだぞ?なんでお前が見たんだよ」


「俺もその時5限目サボって和葉と一緒に居たんだよ。でっ、生徒会室の前を通ったらたまたまお前らがキスしてたって訳。分かったか?」



「…………」



……コイツ、マジムカつく。



殴りてーっ!!今、無性にコイツ殴りてーっ!!


つーか、なんで上から目線なんだよ。コイツは。


「お前、殴られたい?」


俺は結城をジッと睨んで言った。



「えっ…殴られてー訳ねーだろ!」



コイツは顔を赤くしてそう言った。



「フッ…お前、マジ面白いなぁ。ああ腹痛ーっ」


俺は結城を見て笑いが止まらなくなった。



そんな俺を見て結城が呆れたように言った。



「お前さぁ、よくそんなんで生徒会長なれたよな。ある意味すげーよ」



その一言で俺の笑いが止まった。



「悪いけど、俺だって生徒会長やりたくてやってる訳じゃねーから」



俺は結城に向かってそう言った。



「じゃあ、俺が生徒会長変わってやろうか?」



コイツ、頭大丈夫か?



……つーか、上から目線すぎだろ。



「お前に生徒会長は無理だって。お前に全校生徒まとめること出来んのかよ」



今思った。……俺、今すげーいいこと言った。



「む、無理だな。……俺、団結力ねーから」



結城はそう言って少し肩を落とした。



どうだ?今のは絶対、俺の勝ちだ。



ざまーみろ、結城。



俺は心の中で笑っていた


「なっ、話変わるけどさ、お前の彼女ってマジ可愛いよなぁ。ほんと、お前が羨ましいよ雨宮。はぁ……和葉ってさぁ、そんなに可愛いって訳じゃねーだろ?……大体、乱暴だし」