【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「坊ちゃっま!一体どうなされたんですか?!目が真っ赤ですよ!」



「ああいや、目が充血しちまってさぁ……ほ、ほら、昨日コンタクトだったから、外したらこんなんなっちまって。ハハッ…」



誤魔化しちまったけど、ウソだってバレバレだよなぁ…。



そして、メイドが言った言葉は―――



「はぁ……お坊ちゃっま、ウソはおやめください。坊ちゃっまはコンタクトなんて付けませんよね?それなのに、どうしてそのようなウソをお付きになるんですか?……もしかして、美綺様と関係していらっしゃるんですか?昨日から美綺様の姿を目撃していません」



メイドは俺に向かってそう言ったんだ。



やっぱ……バレバレだったか…。



俺、メイドの前では嘘つくの下手だもんな……すぐバレちまうし。



はぁ……やっぱメイドには敵わねーなぁ。だよな、小さい頃から俺のこと見てるんだもんな…。



「俺、学校行くわ…」



俺はそう呟き、部屋に戻った。



はぁ……ため息しか出て来ねーよ…。



俺はそう思いながらも、学校へ行く準備をした。


学校、行きたくねーなぁ……美綺に逢ったら気まずいもんな…。



俺はもう一度ため息を付いてから、部屋を出た。


そして、いつものようにメイドに見送られながら学校へ行った。



俺は車の中でもため息しか出て来なかった。



学校の校門に着くと、車を降りた。



でもそこで―――



ちょうど、美綺と逢ったんだ。



でも、珍しく美綺から俺に声を掛けてきた。



「おはよーっ、流二」



「……あ、ああ。おはよ」



でも、美綺はそのまま昇降口へと行ってしまった


するとそこに―――



アイツが現れた。



「雨宮、おはよーっ」



「……ああ」



「なんだよ、元気ねーな。なんかあったのか?」


って聞くコイツ。



朝からうぜー……。



俺、コイツほんと嫌い。


でも、取り敢えず話しとくか。



「……別に」



「元気出せって!」