【完】イケメン生徒会長は俺様!?

あたしはリビングに行くと、キッチンで洗い物をしているお母さんの所に行った。



「お母さん、ただいまっ!逢いたかったよぉ!」


あたしはそう言ってお母さんに抱き付いた。



「あらお帰りなさい。なんだ、帰ってくるなら電話ぐらいしてくれればいいのにーっ」



お母さんはそう言って、洗い物をしていた手を止めた。



そしてタオルで手を拭くとニッコリ悪い、一緒にソファーに座った。



「だけど、いきなり帰ってくるなんてどうしたの?」



お母さんはあたしに言った。



「ん?ちょっとお母さんたちに逢いたくなったから来ちゃった。……ダメだった?」



「なに言ってるんだ。ダメな訳ないじゃないか。なぁ恵美」



「そうよーっ。美綺は私たちの子供なんだから、嬉しいに決まってるじゃない。逢いに来てくれるなんて嬉しいわっ!」



お母さんはそう言うと、あたしの頭を撫でた。



ちなみにお母さんは恵美って名前です。



「あ、そうだ!美綺、晩ご飯食べた?」



お母さんが言った。



……あっ、そういや食べてなかった。



うん。お腹空いた。



「ううん。食べてないよ」



「そう?じゃあ、お腹空いたでしょ?今、なんか美味しいもの作るからちょっと待っててね」



「うん」



すると、携帯が鳴った。


あたしはディスプレーを確認した。



そして、深呼吸をしてから電話に出た。



「もしもし」



「美綺?俺だけど、今どこに居るんだ?」



「……家に居る」



あたしはそう呟くと、携帯をしっかり握り締めた


「そうか。じゃあ帰る時はちゃんと連絡しろよ?迎えに行くから」



「うん。……分かった」


「じゃあ……「ま、待って流二っ」



あたしは思わず流二を引き止めた。



「ん?なんだ?」



「あのさ……イロイロとごめんね」



「え?なんで謝ってんだよ?変なヤツだなぁ」



流二はそう言ってフッと笑った。



「うん、ごめん。じゃあまたね」