【完】イケメン生徒会長は俺様!?

あたしはニッコリ笑いながらそう言った。



「あ、そうそう。家行く前にちょっと寄りたいとこあるんだけど、寄ってていいか?」



良平は思い出したように言った。



「うん。全然いいよ!」


あたしが頷くと、良平は引きつった顔であたしに言った。



「美綺?雨宮のこと置いてきちゃったけど、いいのか?」



あたしはその言葉で顔を上げた。



「いいよ。……ちゃんと行くって言ったし、分かってくれてると思う」



あたしはそう言うと、苦笑いした。



本当は……今流二の側に居たくなかった。



あんなヒドいこと言った後だもん。一緒に居たら気まずくなるに決まってるし。



「……そっか」



「うん。それより、寄りたいとこってどこ?」



あたしはそのことに触れて欲しくなくて、良平に話題を投げ掛けた。



「ん?ケーキ屋。お袋甘いもん好きだから、お土産にケーキでも買っててやろうかなって思ってさ。それに美綺も甘いもん好きだろ?」



良平はあたしの顔を覗き込んで言った。



「うん」



それからケーキ屋に寄って何個かケーキを買うと、良平ん家に向かった。


それから10分後―――


良平ん家に着いた。



「お袋ただいま。美綺連れてきたよ」



良平は家に入ると、そう言ってあたしに「美綺、入って」とニッコリ笑って言った。



「うん。お邪魔します」


あたしは家の中に入った


良平はあたしをリビングに案内すると、ソファーに座った。



「あら、美綺ちゃん!久しぶりねっ!良く来たわね。元気だった?」



おばさんはあたしに嬉しそうにそう言うと、あたしに抱き付いた。



「おばさんこんにちは。お久しぶりです」



あたしもおばさんと抱き合ってから、ソファーに腰掛けた。



「おばさん、全然変わってないですね」



あたしはおばさんにそう言った。



「なに言ってんの!美綺ちゃんなんかこんなに可愛いくなっちゃってーっ。見違えたわーっ」



おばさんは笑いながらそう言った。