【完】イケメン生徒会長は俺様!?

あたしは今、誠人の部屋で誠人と一緒に勉強している。



あれからどれくらい経っただろう…。



気が付けば、夕方の6時を過ぎていた。



あたしはポケットから携帯を出すと、生徒会長に電話をかけた。



そして、今日帰り遅くなりますとだけ伝えて電話を切った。



その後、また勉強を始めた。



分からない所があったから、誠人に聞いた。



「誠人ーっ。ここが分からないから教えてーっ」


あたしはノートとシャーペンを持って誠人の隣りに座った。



「どれ?」



「ここ」



あたしは指差した。



誠人は丁寧に分かりやすく教えてくれた。



「ありがとう」



「どういたしまして」



あたしはそれから誠人の隣りでずっと勉強していた。



7時を過ぎた時だった。


「なぁ、腹減んない?」


誠人がそう言い出した。


「あーうん。お腹空いたっ!!」



あたしたちは勉強道具をカバンに入れて、近くのファミレスに入った。



席が案内されて、あたしたちは向かい合うように座った。



そして、また勉強を始めた。



「……なぁ」



「ん?……なに?」



「美綺はさ……まだアイツのこと好きなの?」


その言葉に、あたしの勉強していた手が止まった


誠人はそのまま言葉を続けた。



「不安なんだ。……本当は俺なんかじゃなくて、アイツを好きなんじゃないかって…」



あたしはなにも言えなくなった。



なんて答えたらいいか分からなかった。



「ごめん、変なこと聞いて。……忘れて」



誠人はそう言うと、またシャーペンを動かした。


「……うん」



なんか、気まずくなった


この空気……どうしたらいいか分からない。



誠人……なんで?なんで、あんなこと聞いたの?


あたしが誠人に対して、あんまり感情出したりしないから?



好きって言わないから?


誠人は知ってるんだよね?