【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「……だからなんだよ」


俺はそう言うと、ベッドに座った。



「……美綺ちゃんが抱かれる相手は、お前じゃなくて彼氏なんだぞ?」



啓悟は少し悲しそうな声を出した。



美綺が望んだことなら……それでいいんだと思う。



でも……その相手は俺じゃなくて、彼氏。



でもやっぱり……それはイヤだ。



でも……美綺はいつか俺の所に戻ってくるって信じてるから、受け入れるしかないと思う。



「……流二?」



電話の向こうで、啓悟は俺の名前を呼んだ。



「悪い。……俺まだやること残ってるから切るな。じゃあな」



俺はそう言うと、急いで通話ボタンを切った。



くそ……なんで素直になれねぇんだよ、俺は。



美綺が他の男に抱かれるなんてイヤなのに……なんで"イヤ"だって言えねーんだよ。



くそっ…。



なぁ美綺……お前はどうなんだ?



お前はまだ俺を、好きで居てくれてるのか?



あんなヤツに……お前を、美綺を取られたくねーんだよ。



なぁ美綺、教えてくれよ。……お前の本当の気持ち。