【完】イケメン生徒会長は俺様!?

俺はその日……美綺が知らない男と一緒にお弁当を食べているのを見た。


すごく楽しそうに笑っていた。



俺はその光景を見て、ショックを受けた。



本来なら美綺の隣りにいるのは俺なのに……今美綺の隣りにいるのは、見知らぬ男。



……チクリと、胸が痛んだ。



この状況……どうしたらいいんだよ。



立ち去ろうとしてるのに……足が動いてくれない


いや。……動かない。



俺は黙って二人の様子を見ていることしか出来なかった。



……その時だった。



後ろで聞き覚えのある声が聞こえた。



「アイツは……高城誠人って言うらしいよ」



この声は……啓悟か。



「はあ?……誰だよ。それ…」



「お前、誰ってさぁ……美綺ちゃんの彼氏に決まってんだろ?」



啓悟は淡々と口にした。


……え?美綺の彼氏?



はあ?!彼氏?!



ウソだろ……マジで?



「なんだよ。お前、知らなかったの?」



と、啓悟は美綺たちを遠めで見ながら言った。



「知るかよ……そんなこと」



俺は小さく呟くと、美綺たちを見つめた。



「アイツら………いつから付き合ってんの?」



俺はさり気なく聞いてみた。



「ん?ああ。……確かに昨日からだったっけ?」


俺はその言葉を聞いた瞬間、耳を疑った。



……え?き、昨日?



昨日って……俺が美綺に戻ってきて欲しいって言った日じゃん。



だから……ごめんなさいって言ったのか?



彼氏が居るから……だから、あんなこと言ったのか?



なんで……アイツなんだよ。



なんで……俺じゃないんだよ。



俺じゃ……ダメなのか?


なぁ美綺…。



俺、諦められんねーんだよ…。



お前が……俺以外の男と一緒に居るの見てるの辛いんだよ。



……許せないんだよ。



お前の隣りにいるヤツが……許せないんだよ。