【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「だから、先生は元々ここには来ないの。分かる?」



俺はソファーから立ち上がり、どんどんコイツに近付いた。



「……なんで騙したんですか?」



こいつは状況を理解したのか、そんな言葉を口にした。



「お前に用があるから。ただそれだけ」



俺はコイツの目の前まで行くと、立ち止まった。


「えっ?あたしに用って…何の用ですか?」



こいつはそう言って俺から目を反らした。



「ねぇ…なんで目ぇ反らすの?」



俺は悪戯な笑顔を向けて、コイツに問い掛けた。


「別に反らしてなんか…」



「ねぇ、俺の目ちゃんと見て?」



俺はギリギリまで顔を近付けた。



下手したらキス出来そうな距離。



「ちょっ…何ですか?」


コイツはほのかに顔が赤くなっていた。



「……顔赤いよ?」



「えっ…」



俺は一旦、コイツから離れた。



そして、また顔を近付けた。



キスすれば…俺のになるかな?



一瞬、そんな考えが頭をよぎった。



「えっ?なに…んっ…」


次の瞬間、俺はコイツの唇を奪った。



「んっ…」



コイツは俺の胸を叩いている。



……仕方ないから離してやるか。



俺は唇を離した。



唇を離すと、コイツは顔を更に赤くした。



そしてなぜか無言になる


何も言おうとしない。



……あれ?



「おい?どうした?」



俺が問い掛けても、何も言わない。