【完】イケメン生徒会長は俺様!?

そして俺はさっきの女がいる教室へと向かった。


アイツ確か…森村?だっけ?



そんなことを思っているうちに、アイツがいる教室に着いた。



アイツは俺に気付かず、友達と話をしている。



俺は勢いよくドアを開けた。



その瞬間、女の甲高い声とともに女の視線が俺に注がれる。



あの女も、こっちを不思議そうに見ていた。



周りでは、女がギャーギャー騒いでいるが今はそんなこと関係ない。



「えっと…森村さん居ますか?」



俺は生徒会長らしく言い放った。



「えっ?あっ、あたしですけど…」



コイツはちょっと困ったような顔をして言った。


「えっと…先生があなたを呼んでいたので、呼んで来てくれって頼まれたんだけど?」



「えっ?あっ、はい。分かりました」



アイツは首を傾げて言った。



「じゃあ…生徒会室に来てくれるかな?」



俺は笑顔でコイツに言った。



「……はい」



ヤツの奴等は、みんなウザいがこいつは別だ。



俺はコイツを生徒会室まで連れて行った。