【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「でも……あたし「言わなくていいから」


生徒会長はそう言うと、そっと唇を塞いだ。



「んんっ…」



気付けばあたしは自然と目を瞑っていた。



ちゅっ



「分かった?」



生徒会長は唇を離すと、あたしをジッと見つめて呟いた。



生徒会長の目が、あたしをジッと捉えて離さない


あたしは生徒会長から目が反らせなくなっていた


お互いジッと見つめ合う


「……はい」



生徒会長にそう言われたあたしは、うんと頷くしかなかった。



「悪いのは俺だから……美綺はなんにも悪くない。だから、気にすんな」


生徒会長はニコッと優しい笑顔を浮かべてそう言った。



「うん……ありがとう」


あたしはそう呟くと、ニコッと笑った。



「……気にすんな」



生徒会長はそう言って、あたしの頭をクシャクシャした。



そして生徒会長は軽く微笑むと、あたしに触れるだけのキスをして、部屋を出て行った。



……少し、気になった。


生徒会長は……なんでこんなあたしを許してくれたんだろう。



悪いこと言ったのに……微笑んでくれた。



なんで、そこまで優しくしてくれるの?



なんで笑ってくれるの?


あたしなんか……弱いのに。



すぐに泣くのに…。



……なんで?



あたしが好きだから?



あたしが彼女だから?



ねー生徒会長……あたし、生徒会長のことがよく分からないよ…。



生徒会長は……一体、なにを考えてるの?



あたしには……分からないよ。



生徒会長の本当の気持ちが、分からないの…。



ねぇ、言葉にしてよ…。


生徒会長……言葉にしてくれなきゃ、伝わないよ…。