【完】イケメン生徒会長は俺様!?

あたし……生徒会長に悪いこと言っちゃった。



生徒会長、すごく怒ってた。



……なんか、いつもの生徒会長に見えなくて、すごく怖かった。



あんな怖い生徒会長……初めて見た。



しかも、余計怒らせちゃったし。



あたしなにやってんだろう。



あたしはただ……生徒会長を気遣って言っただけなのに、イライラさせちゃうなんて…。



サイテーだよね…。



あたし……彼女失格かもしれない。



そんなことを考えていると、いきなり部屋の扉が開いた。



「なぁ……ちょっといいか?」



生徒会長はドアに寄り掛かって言った。



「……はい」



あたしはベッドから起き上がり、生徒会長に視線を向けた。



「……さっきは、悪かったな。……ちょっと疲れが溜まってて、イライラしてたんだ。だから、ついあんなこと言っちまったんだ。……ほんとに、ごめんな」



生徒会長はあたしに近寄ってくると、あたしを抱き締めてそう言った。



「……ううん。あたしこそ、ごめんなさい。……あたし、生徒会長の気持ちなんか全然考えてなくて……だから「もういい。……もういいから」



生徒会長はあたしの言葉を遮って言った。



「……え?」



「もういいから。……もう、なにも言わなくていい」



生徒会長はそう言って、またあたしをギュッと抱き締めた。



生徒会長の腕に力が入ったのが分かった。