最低な俺だけど…。

『で…でもまぁ。良かったかもしんない↑幸いな事に、俺。あいつから、手紙でアドレス貰ってっから、また入れ直しゃー良いし!』


俺が開き直って言うと、



『多分…それも、もう無理だと思うよ……。』


幸人は、俺の顔を見ずに言った。




『なんで?』


俺がきくと、



『さっきも言ったように、いきなりケータイを見たいなんて普通ないんだよ…。だから、きっとその手紙の方を、最初に見つけたんだよ。』


幸人は言った。