『桑先、少したったら来るって言ってたけど?』


3年の先輩が言った。



『そっかぁ!なら、そろそろ始めちゃうか。』


有馬部長が言った瞬間に、



『遅れちゃって、悪かったな(笑)』


すまなそうに、桑原先生が後ろのドアから入ってきた。



『今、ちょうど始めようと思ってたとこなんで、良いっスよ↑↑』


有馬部長は言い、海(カイ)部長が桑原先生にイスを差し出した。