冬休みまであと一週間。 私にとっては、忘れられない一日となった。 「やっと授業がおわった~」 「今日の時間割最悪だったもんね!」 「本当!眠くてしょうがないっ」 沙耶香と笑いながら、帰る準備をする。 すると、携帯が光っている。 誰からのメールだろ…? 次の瞬間、私は呼吸をすることも忘れた。