猫が生まれた日

かなしみやくるしみを抱えて
抱えきれなくて
こぼして
それがまたかなしくて

それでも、この痛みを知らずにいた頃に戻りたいとは思わない

戻れたらきっと幸せだろうけれど
あの頃あたしはきっと
あたしのようなひとを
快くゆるしてはあげられなかったもの