恭子が俺の部屋を

出てから恭子の

泣き声が聞こえてきた。

俺は正直ビックリした。

俺は間違っていたかも

知れない。

恭子は俺の事を

嫌っているとばかり

思っていた。

だから俺は嘘をついた。

けどそれは違った。

恭子の嘘を見抜いていた

癖に自分の気持ちに

嘘をついた罰だ。

俺はそのままそっと

しておこうと思った。

けど恭子の心が

後に悲鳴を上げる結果に

なるとは知らなかった。