恋の行方

次の日学校に行った。

「おはよう。恭子。」

「おはよう。典子。」

高校からの友達で
何でも話せる親友。

「何だか元気がないね。
どうかした?」

「いきなり昨日、
母親が私に相談もせず
再婚するんだよ。」

「再婚??いいじゃないの。
相手にあったの?」

「今度会うの。
しかも、
同い年の男がいるんだよ。」

「へえ。兄妹になるんだ。
羨ましいなあ。」

「全然羨ましくない!」
2人で歩いていると

後から叩いてきた。

「よお。おはよう。
お二人さん。」

声を掛けてきた。