恋の行方

北村君が体を離すと。

「分かった。」と

言って教室から

出て行った。

祐輔の温もりしか

感じないの。

これからどんな人が

現われても祐輔しか

愛せない私がいる。

私は家に帰ると

珍しく母がいた。

「恭子少し話を

したいんだけど。」と

リビングで話をした。