「おいッお前!!」 ディアスがレイの腕を引っ張った。 「あれはダークネスの戦艦か?答えろっ!!」 ディアスのあまりの気迫にレイは口を開いた。 「え,ええ…でもあれはめったな事がない限り使われないはず… おそらく中に乗っているのはダークネスのナンバーズクラスの実力の持ち主…残念だけど,この国はもう潰れる」 淡々とレイは告げた。大げさに言ってるのではない。ダークネスの力は中にいた自分がよく知っていると思ったから。