「先ほど、カテゴリー2は全員シロだと言いました」
「ああ、聞いたよ」
「ウソです」
「なに?」
「捜査していない地域がありますよね?」
Qは表情を殺して言いました。
……!!
その台詞が内包するものが、裕を凍りつけました。
「お、おい、まさか!?」
「清水塚中学校です…!」
「ふざけるな。俺がちゃんと監視してるんだぞ! カテゴリー2はおろか、カテゴリー1だって中島美幸という娘だけだ」
「…カテゴリー4がいますわ」
…!!
そして、Qはたっぷりの間をとった後、
「藤間ユイという、娘が…!」
と言ったのでした。
「ああ、聞いたよ」
「ウソです」
「なに?」
「捜査していない地域がありますよね?」
Qは表情を殺して言いました。
……!!
その台詞が内包するものが、裕を凍りつけました。
「お、おい、まさか!?」
「清水塚中学校です…!」
「ふざけるな。俺がちゃんと監視してるんだぞ! カテゴリー2はおろか、カテゴリー1だって中島美幸という娘だけだ」
「…カテゴリー4がいますわ」
…!!
そして、Qはたっぷりの間をとった後、
「藤間ユイという、娘が…!」
と言ったのでした。


