「はぁぁぁああ……!!」
ユイの左手を守るロング・グローブは、今にも燃え出さんとするばかりです!しかし、イグニスのダメージの方が、さらに上でした…!
すでに口辺の肉は溶け骨がむき出しになり、次に彼は口の代わりに両手で光球を圧縮するのでしたが……
「もう、もたない…!」
と、美奈子。
その通り。炎の竜といえど、その熱は彼を容易に殺してしまうでしょう…! それはもはや魔術を超えた物理現象だったのですから…。
イグニスが胸の前に光球を構え両側から潰しにかかると、光球はますます体積を減らしてその代わりに爆発的な温度上昇を果たし、彼自身を焼いていったのでした!
「炎竜が……」
感涙。それを隠すかのように、裕は背を向けたまま麻衣に言いました。
「ユイの罪だった奴が、ユイのために命を捨てるんだ…」
その間にも、イグニスの胸骨は溶け落ち、血が蒸発して赤い霧を作っていきます。
「……ありがとう」
麻衣は声を詰まらせました。
「許してくれてるのよね……」
ユイの左手を守るロング・グローブは、今にも燃え出さんとするばかりです!しかし、イグニスのダメージの方が、さらに上でした…!
すでに口辺の肉は溶け骨がむき出しになり、次に彼は口の代わりに両手で光球を圧縮するのでしたが……
「もう、もたない…!」
と、美奈子。
その通り。炎の竜といえど、その熱は彼を容易に殺してしまうでしょう…! それはもはや魔術を超えた物理現象だったのですから…。
イグニスが胸の前に光球を構え両側から潰しにかかると、光球はますます体積を減らしてその代わりに爆発的な温度上昇を果たし、彼自身を焼いていったのでした!
「炎竜が……」
感涙。それを隠すかのように、裕は背を向けたまま麻衣に言いました。
「ユイの罪だった奴が、ユイのために命を捨てるんだ…」
その間にも、イグニスの胸骨は溶け落ち、血が蒸発して赤い霧を作っていきます。
「……ありがとう」
麻衣は声を詰まらせました。
「許してくれてるのよね……」


