「核融合が起きてるんです、あれは!」
「!!?」
―― 核融合 ――
―― 太陽の心臓! ――
核融合反応!
超高温、超高圧の下、二つの原子の核が合わさり、一つの原子として生まれ変わる現象! その変化における損失質量はエネルギーとして取り出され、それは……
「…それは光速の二乗の積!」
管制室も、その心臓の始動は確認していました。ある一瞬をもって温度が急上昇したからです。
「表面温度、なおも上昇! …い、いえ、観測できません!」
「こんな遷移を見せる超兵器など、どの国も持っていない…」
慄然。主任は、というか大人達は、その振るえを止める事ができませんでした。「いや、人類の持てるものではない…」
一方、各諸省庁からの入電が殺到し滝壺のようになり果てた管制室にあって大佐だけは、半ば職務放棄の状態で
「……あれか…!?」
と、静かに目を細めるのでした。
「あ! 見ろ!」
誰かがそう叫ぶと、管制室は色めき立ちました。
「見えるぞ、ほら、あそこだ!」
はるか茨城のそこから、地平を照らす光として、ついに、それが肉眼で見えたからです!
「!!?」
―― 核融合 ――
―― 太陽の心臓! ――
核融合反応!
超高温、超高圧の下、二つの原子の核が合わさり、一つの原子として生まれ変わる現象! その変化における損失質量はエネルギーとして取り出され、それは……
「…それは光速の二乗の積!」
管制室も、その心臓の始動は確認していました。ある一瞬をもって温度が急上昇したからです。
「表面温度、なおも上昇! …い、いえ、観測できません!」
「こんな遷移を見せる超兵器など、どの国も持っていない…」
慄然。主任は、というか大人達は、その振るえを止める事ができませんでした。「いや、人類の持てるものではない…」
一方、各諸省庁からの入電が殺到し滝壺のようになり果てた管制室にあって大佐だけは、半ば職務放棄の状態で
「……あれか…!?」
と、静かに目を細めるのでした。
「あ! 見ろ!」
誰かがそう叫ぶと、管制室は色めき立ちました。
「見えるぞ、ほら、あそこだ!」
はるか茨城のそこから、地平を照らす光として、ついに、それが肉眼で見えたからです!


