美少女戦士 イグニス・ドラグーン・ユイ!

 なぜならば……

 「どうした!?」
 その大佐は現場のパイロットを動揺させぬよう、マイクに手を翳します。しかし、その手は彼の知らないところで震えていました。

 「アレは…一億倍です…!」
 そう言った解析主任は動転したのか、すっかりその他の修飾語を忘れていました。

 「一億倍だ!? 何の!」

 「あの…大気圧の…。 それに高温。 あれは……」

 「『あれは…』、なんだ!?」
 


  ――『これは…』!?


 
 「これは太陽です!」
 Qは夜を夕暮れにように橙に染める、その暖かな光点を仰ぎました。「ユイちゃんの太陽ですよ、課長!」
  
 呆気にとられた課長とLは、次の言葉が出てきません。

 「太陽の心臓です!」
 Kは涙をいっぱいにため、そう叫びました。
 「核融合です!!」