美少女戦士 イグニス・ドラグーン・ユイ!

 光球は押し潰されるに併せ、その色を黄色から橙、そして赤へと変えていきました!

 「エントロピー増大!!」Kは誰に告げるでもなく、そう叫びました。
 「同時に表面温度上昇!」これはQが言いました。モニターの計測針は、一人の人間が読み取れるような動きではなかったからです。「最低でも10万K(ケルビン)! さらに上昇!!」
 「これを狙ってたのか!」とL。

 しかし……
 「違う! 無意味だ!」
 課長は首を振りました。

 ―― !?

 「ボイル・シャルルだよ! わからないか!? その温度上昇は、体積が減ったからに過ぎない…!」

 「っ!! ……そうか、熱量は――」と、Lが言いかけたとき、  

 「いえ!」その諦念に反駁したのは女達でした。
 Kは続けます!

 「内圧です! 中心圧力です!!」
 
 「概算値3000万atm!! さらに増加っ!」
 Qはモニターに叩き出された驚くべきその数字を、ある種の狂躁を持って告げていました。
 
 「そうです、これなら…!!」

 課長の額から汗が流れ落ちました。


 「まさか……!!」