美少女戦士 イグニス・ドラグーン・ユイ!

 ………

 このとき、誰も「ユイは? 美奈子は?」と、口にする事など出来ませんでした。
 理由はともあれ、ドラグーンに変身したときから、彼女達は戦士になったわけですから…。
 勝利のためには全てを投げ打って然りなのでしょう。

 けれど…しかしです………。

 …………

 「さぁ、二人とも…」
 と、課長は裕と麻衣の肩を引きました。
 「どちらにせよ、ここも危険だ」


 「爆撃が成否に関わらず、多分、『竜もどき』はそろそろ自我に目覚めて、積極的な攻撃を開始する。戦争が始まる――
 

 「いえ…!」
 と、そのとき麻衣は被りを振ったのでした。
 「いえ、娘の側に居るわ…!」


 「ああ、もちろんだとも」
 裕は麻衣の肩を抱いて笑顔を見せました。
 「みんなは退避してくれ」