美少女戦士 イグニス・ドラグーン・ユイ!

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 1キロほど走ってからユイは、自分が患者用のローブ一枚である事に気付きました。下は履いていましたがブラジャー不着用です。


 「ヒドイじゃん!」
 ユイは息切れの中で苦笑してみました。
 「そんな言うほどの胸でもないけどさッ!」

 子供からすれば、小児病棟の看護婦が(あるいはそれが男性かもしれないほど)デリカシーに欠けると思うのも無理は無いでしょう。


 けれども、そんな皮肉は同時に彼女を勇気付けもしたのです。