美少女戦士 イグニス・ドラグーン・ユイ!

 「やぁ。久しぶり…」
 藤間裕は廊下のベンチに座っていました。

 廊下の照明は通常の3割程度に抑えられていました。



 「そうですね。 …えっ?」
 裕が独りきりだと思っていた美奈子は、彼の横に座る影に動転してしまいました。
 (!? お、奥さん…?)

 気まずさ、嫉妬…。
 色々な思いがあって、藤間麻衣とは決して顔を会わせたくないと、美奈子は考えていたのです。
 ……しかし、その影は別の意味で美奈子を動揺させたのです。



 影は、幼さの残る声で思いもしない衝撃を言うのでした…!
 
 「…分かりました…!アナタが……『冥王の后』ですね?」