(奥さま!?)
美奈子は一瞬戸惑いました。
………
しかし…
「え…ええ、そうです。『藤間麻衣』ですわ。“娘”はどこに?」
と、言うしかありませんでした。
他にどんな言いようも無かったようですし、思いつかなかったわけです。
看護婦は怪訝な表情で美奈子を上から下まで舐めるように精査します。
(まずい…。 “ですわ”は言い過ぎたかな…)
「……どうぞ。面会時間はとうに過ぎてますので、お静かに」
「ありがとうございます」
と、軽く一礼して美奈子はそそくさとその場を去るのでした。
看護婦の手が指す角を曲がると、そこには藤間裕がいました。
それはかくも呆気ない三年ぶりの再会でした…。
美奈子は一瞬戸惑いました。
………
しかし…
「え…ええ、そうです。『藤間麻衣』ですわ。“娘”はどこに?」
と、言うしかありませんでした。
他にどんな言いようも無かったようですし、思いつかなかったわけです。
看護婦は怪訝な表情で美奈子を上から下まで舐めるように精査します。
(まずい…。 “ですわ”は言い過ぎたかな…)
「……どうぞ。面会時間はとうに過ぎてますので、お静かに」
「ありがとうございます」
と、軽く一礼して美奈子はそそくさとその場を去るのでした。
看護婦の手が指す角を曲がると、そこには藤間裕がいました。
それはかくも呆気ない三年ぶりの再会でした…。


